三日月と私とiPhoneと

身軽になりたくて断捨離中な日々のつれづれ

【本】みつ屋で働きたくなった「和菓子のアン」

先日、久しぶりに小説を読みました。

和菓子のアン (光文社文庫)

和菓子のアン (光文社文庫)

 
坂木司さんの「和菓子のアン」。
ミステリー小説ですが、殺人事件は起きません。なので、そういった類のものほどハラハラすることはなかったです。
また、全5話なので、1話ずつ区切って読むことができました(最初から最後まで一気に読まなくても大丈夫でした)。


主人公は進路が決まらないまま高校を卒業して「和菓子みつ屋」でアルバイトを始めます。
年齢も事情も違うけど、仕事を辞めて失業中の私。少しだけ主人公に親近感を持ちました。


小説を読むときの私は、頭の中で登場人物のビジュアルと声を作り上げて、映像化しながら読み進めます。
登場人物の誰かに共感して感情移入したうえで、その人物に成りきって物語に入り込んでしまうこともあれば、映画やドラマを観るように観客の立場になることも(そういうときも、泣いたり笑ったり怒ったり、さまざまな喜怒哀楽を感じます)。
そして、読み終わったあとは軽いロス状態になります。


今回は珍しい例ですが、登場人物に成りきることも観客になることもなく「みつ屋で働く5人目」の目線で読んでいました。
自らそうしようとしたわけではなく、気が付いたらそうだったという。
なので、主人公のプライベートなシーンについてはあまり興味をそそられず(笑)、みつ屋でのシーンはのめり込むという状況。
誰かに共感したり感情移入したりはなかったけど、一緒に働いて、一緒に話を聞いているつもりなので、読みながら何度となく泣いてしまいました。


読み終わって(と言うより、読みながら)、私もみつ屋で働きたいなぁ......と思いましたが、現実的に考えたら、あんな濃いメンバーたちの中で「実体のない私」はキャラが立てられないですね。
何より、今まで販売・接客の仕事をいくつか経験していますが、不器用で包装が苦手だし、お客さんに合わせて臨機応変に対応するのも苦手だし(ドドッと押し寄せられるとパニックになる)、やっぱり無理だわー。


ところで、脳内映像化について。
今回苦労したのは、もう一つの主役「上生菓子」です。
普段、買う機会も食する機会もないので、書かれている文章を読んでもなかなかイメージできなくて。
そのせいか「食べたい」という欲求は最後までわきませんでした(笑)。
コミカライズされているので、そちらを読んだら食べたくなるかも?

和菓子のアン 1 (花とゆめCOMICS)

和菓子のアン 1 (花とゆめCOMICS)

 


▼この小説は、ブログ「本と紅茶を一杯」で知りました。菜子さん、ありがとうございます(^^)
nako-bookshelf.hatenablog.com
 

▼続編の「アンと青春」も読んでみようと思ってます。

アンと青春

アンと青春

 

▼余談ですが「実体がない」に関する話。
kuunsirppi.hateblo.jp
 


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