三日月と私とiPhoneと

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【本】主人公にモヤモヤ「アンと青春」

今週は小説を読みました。

アンと青春

アンと青春

坂木司さんの「アンと青春」。
以前読んだ「和菓子のアン」の続編です。
前作同様、5つの話で構成されていますが、前作よりも5つの話が繋がっている感じが強いです。
 

舞台はデパ地下に出店している「和菓子みつ屋」。
主人公はアルバイトの杏子。
そのほか、みつ屋で働く人たちがメインの登場人物です。
私は前作同様「みつ屋で働く5人目」の目線で読み始めましたが......
(ちょっとネタバレありです)
 

前作は、みつ屋に訪れるお客の謎を、買って行った和菓子から紐解いていくというストーリー仕立てでした。
(殺人事件は起きないけど、ミステリー小説です)
ほろりとさせられたり、しみじみさせられたり、涙することも。
 
でも、今作はちょっと違います。
登場するお客が強烈すぎる。
事情があるのは分かるけど、今回出てきたお客たちに私は気持ちを寄せられませんでした。
(とくに「蓬莱山」の件は心が痛くなりました)
 

主人公の杏子は前作同様、アルバイトという立場や明確な夢とか目標がない自分自身について悩みます。
まだ若い主人公と40代の私を重ねても仕方ないけど、私も失業中という立場や夢も目標も(未来の希望も)ないことを悩んでいます。
 
が、「どうせ私は」と自己否定を繰り返す主人公にモヤモヤ、イライラ。
私も相当、自己否定の強い人間だけど、その私が本に向かって「いいかげんにしなさいよ」と声を出したくなるほど(笑)。
これまでに私の自己否定に触れた方々へ謝ります、ごめんなさい。
(と言っても、簡単に自己肯定感は高まりませんので、重ねてごめんなさい)
 

そして、前作の終わりあたりから気になっていた、恋の行方。
立花は社員キャラと乙女キャラを行ったり来たりしながら、結構頑張ってアピールしてると思うんですよね。
だけど、杏子は全然気付いてない。普段一緒にいない師匠が気付くぐらいなのに(椿店長も桜井さんも気付いてるはず)。
自分の容姿に自信がなくて、男性から恋愛対象として見られることはない、と思い込んでるせいですよね。
私もぽっちゃり(と言うかどすこい)だから分かるけど、さすがにお菓子にメッセージが込められてるのを知ったら気付くわ!
 

そんなわけで、モヤモヤしながら読みましたが、杏子の友達二人はいい子だと思うので、是非とも立花の話を相談して良いアドバイスを受けてほしいです。
立花が気にしてる柏木は、私からすると「ひよっこに出てくる漫画家志望の二人」ぐらいの存在感なので、そこまで気にしなくていいと思うんだけどなぁ。
つまり、続続編を楽しみにしてる!ってことです;)
 

今作もいろんな上生菓子が出てきましたが、私の脳内映像化はうまくいきませんでした(><)
レアンドロのプール」は検索して、行ってみたいなーと思いました:)
 


▼前作「和菓子のアン」の感想はこちら。

 


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